2017.08.27
掛川市【虹の音ミュージックスクール】心の育て方 3
こんにちは!
『心の育て方 2』からまた時間が空いてしまいました。
【お稽古とご褒美】
ピアノもスポーツも上達進度は天性の才能よりも「どれだけ丁寧で正確なお稽古を繰り返したか」という、その練習量に比例するといっても過言ではないと思います。
習得の為には何回も何回も繰り返す必要があります。
しかし、人は同じ事をあまり繰り返すと飽きてくるという特徴もあります。
「ピアノが好き」と「練習が好き」はまったく別の話だという事です。
自分の好きなようにピアノを弾くのは楽しくても「課題を根気よく練習する」のは楽しくないのです。
その気持ちは大人でもわかりますよね。
3歳から6歳にかけて脳の前頭前野(頭脳の司令塔)をしっかり育てておくと6歳~9歳には「報酬予測」の能力が適切に育ちます。
「今、このお稽古が大変でも毎日練習すれば、すごい曲が弾けるようになる」とか「この練習をしておけば素晴らしい演奏が出来て賞賛がもらえる」など報酬予測が出来るようになります。
幼児期にはまだまだそんな事は出来ないのです。
ですから小さい子供達にお稽古を継続させようと思ったら「目先の報酬」を使う事は悪い事ではないと思います。
心の育て方 2 でも書きましたが「褒める」ということもそうですし、シールやお菓子時にはオモチャなどの物品を与えても良いでしょう!
もちろんご褒美はおまけで努力した子供を素晴らしいと思う親や先生の心に価値があるのだと語り聞かせます。
【虹の音ミュージックスクール】ではレッスンを頑張った生徒さんに、ちょっとしたご褒美を用意してあるのは、そうゆう思いもあるからなんです^_^