2012.08.03
先日、無事生徒さんたちの発表会を終えることができました
舞台裏にはピンクやブルーのドレスを着た子供たち!
緊張の面持ちです。
緊張のあまり泣き出しちゃうこもいたり!
気持ち解るよ~私も数年前までそっちの立場だったから~( ´ー`)
そんななか生徒さん達、頑張ってくれました!
それぞれにうまくいった、いかなかったはあると思うけれど
ここまでの努力は確実にみんなの糧になっているはず。
そして私も講師演奏で弾かせてもらいました。
ソロで舞台に立つのは2年半ぶりだったので、たった数分の演奏でも前日から緊張してました。
曲はモーツアルトのソナタです(kv.545)。
実はこの曲、小学校4年生の時にコンクールで弾いて大失敗してます。
もちろん結果は落選。
あれから約20年、もう怖がることはないだろうと思ってましたが
やっぱり同じ場所が心配で最後まで何度も確認しました。
何が怖いかというと「暗譜」です。
20年前に間違えてしまった箇所は、20年後もやっぱり鬼門でした。
でも今回はちゃんと弾けましたよ~≧(´▽`)≦
あの頃と違って、自分の音をステージ上でも客観的に聴けるようになった気がします。それは「音楽」をするのに重要だとおもうんです。鍵盤のなぞるのに一生懸命より、音を聞く。
スロバキア時代にお世話になった先生に
「ピアノは指で弾くのではなく、耳で弾く。」
と言われたことがあり、その言葉ではっとしました。技術面やミスタッチばかり気にしていて、
大切な「音」について無頓着だった私。
それからはどんな音を出したいのか考えるようになり、すこし音楽の本質に近づけたような…。
生徒さんには積極的に発表会やグレードに参加することを勧めています。この日に本番がある!という明確な目標に向かって頑張れるからです。失敗しても成功しても、そこまでのプロセスが大事。
生徒さんにも、本番経験を通していろいろ学んでほしいと思います。!
発表会も終わって気分はすっかり夏休み
でも8月中もしっかりレッスンしますけどね!