2012.01.24
今週末、カワイ・ピアノ生徒グレードを受験する生徒さんがいます。
課題曲はベートーヴェン作曲、交響曲第9番!!!
といってもあの有名な「歓喜の歌」(よろこびのうた)を子供用にやさしく編曲したものです。
この曲を学習する生徒さんには、ベートーヴェンがどんな人物で、どんな人生を送ったかをお話します。音楽家なのに耳の病気に苦しんだ事、それを知られたくなくて人と遠ざかった生活をした事、でも本当は寂しかった事、そして歓喜の歌を作曲したときにはほとんど耳が聞こえなかった事…第9が初演された時、聴衆は総立ちでこの作品を讃え、そしてベートーヴェンを讃えました。
スロバキア留学中、ウィーンやボンにあるベートーヴェン記念館に足を運びました。
そこから受けた印象は、尋常ではない彼の精神力の強さ、そして音楽を通して表現する使命感。
小学生のころからベートーヴェンのソナタや小品を勉強していましたが、いつも距離を感じたままで終わっていました。でもここを訪れてから、ほんの少し彼の精神性に触れられたような気がします。
話がそれてしまいましたが、小さな生徒さんたちはベートーヴェンのお話を聴くときは真剣です。
そしてお話の後は「歓喜の歌」を大切に弾くようになります。
今週末のグレード試験、落ちついて弾けますように!