2015.10.29
私は片手ずつ練習したあと、両手で合わせる前に生徒にしてもらうことがあります。慣れるまでは少し難しいと感じるかもしれませんが、それをすると必ずと言っていいほど簡単に両手奏ができるようになります。ソルフェージュのお勉強でもあります。
先日、レッスンが終わりお迎えにきたお母様に『おうちでは難しかったようですが、一緒にやってみたらさすが○○ちゃん!すぐ弾けるようになり、はなまるになっちゃいましたよ!!』と伝えると『えっ、家では練習しても弾けなかったのに!?いつも先生の所に来ると弾けちゃう、本当先生って凄いです!』と仰って頂きました。限られたレッスン時間の中で、集中して取り組んでくれた生徒の頑張りなのですけどね♪
弾けない原因を瞬時に分析、それを解決するには、これとこれ!もう見てすぐに分かりますので、あとは簡単、肩を落としてる生徒に自信を持たせて何回かその場で練習してもらいます。絶対弾けるようになります。
レッスンにきて、生徒が『難しかったー』とか『練習したけど弾けなかった』なんて言うのを聞くとワクワクしちゃいます。
保護者曰く『教室にくると弾けるようになる!』
幼稚園生にショパンの難曲を弾いてと言っているわけではありません。少しのアドバイスでみんな弾けるようになるのです。そこに気づかせてあげたり、眠っている力を引き出してあげられたら、難しくて進まない練習も楽しくなります。出来ないことが出来るようになったり、自信がつくと自らピアノに向かうようになる‥。
子を持つ親としても日々それを実感しています。私も生徒のお陰で、毎日成長させてもらっています。