2015.06.29
練習の仕方が悪いとなかなか上達しません。生徒本人はちゃんと練習しているつもりでも、聞けば普段どのように練習しているかすぐに分かります。
長く通っている生徒は、ポイントを押さえ効率のよい練習をしてくれますが、習い始めの生徒や他の教室から移ってきた生徒は練習方法が定着するまで時間がかかることがあります。
先日、姉妹で通っている生徒でこのようなことがありました。すぐ弾けるはずの所、なかなか弾けるようにならない妹。お姉ちゃんがレッスンしている間に別室のピアノで練習してもらうことにしました。この練習方法で○○回!と紙に書いて渡し、練習した回数を書いてもらいました。
レッスン室は防音になっていますが、お姉ちゃんのレッスンをしていると、…♪~♪~とかすかに音が聞こえてきます。そして、『んっ!?』一瞬私とお姉ちゃんで顔を見合わせました。
私『弾けるようになってない?』
姉『うん、弾けてる』
私『すごく上手じゃない?』
姉『じょうず…』
とてもすらすら弾いている音が聞こえ、私とお姉ちゃんで思わず笑ってしまいました。そこに、妹が『せんせーおわったよー!』とレッスン室に入ってきました。改めて弾いてもらうと弾けるようになっていたので、たくさん褒め、お家でも今日みたいに練習してね♪と伝えました。
お家での1週間より、待っている間に弾いてもらったわずかな時間で驚くほど上達していました。そして、生徒も自信がついたのか、笑顔で帰っていきました!
今回は特例で通常別室のピアノは練習用として貸し出していませんので、自宅で練習してきてくださいね。(笑)
今日はピアノの調律日でした♪
みんな気がつくかな(*^^*)