2022.12.03
年中さんの女の子。はじめはレッスンでピアノの椅子に座っていられるのも数分で、もう少し大きくなってから通う?と話し合ったこともありました。でも『レッスンが楽しいからこのままで』と当教室に通い続けてくれました。
打楽器を取り入れたり、リトミックやソルフェージュの時間を増やし、発表会では親子連弾をすることにしました。
一度興味がそれるとそこからピアノへ興味を持っていくのは難しいことがあり、普段と違う雰囲気会場で舞台に上がれるかとても心配していました。
そこで、事前にホールを見にも行ってもらいました。この大きなホールで弾くよ?弾けるかな?とその子の意志を確認し、イメージトレーニングをたくさんしました。
舞台に上がれなかった時のことも想定し、事前に友達保育士に相談し考えていました。
そんな経緯があり、本番はスッと舞台に上がってしっかりお辞儀をして演奏している後ろ姿を見て、目に涙が浮かびました。
さらに素晴らしいのは発表会後✨
30分一人でレッスンが受けられるようになりました。はなまるがたくさんもらえるようになりました。目が自信に満ちていてキラキラしています。指がきれいな形で弾けるようになりました。甘えん坊の可愛い女の子から『次はこれをやるね!』と、しっかりしたお姉さんに大変身。
そんな成長が嬉しくてたまりません。一人一人にドラマがありました。子どもの成長には驚かされるばかりです。