2016.04.04
新しい事をしでかす人の世界観は、宇宙規模でしょうか・・・感動を通り越して衝撃的でした
スーパー歌舞伎Ⅱ「ワンピース」を観劇
澤瀉屋一門の素晴らしいことは言うまでもありませんが、役者さん誰もが楽しみ、お客さんは踊り、こんなに歌舞伎鑑賞で私は楽しんだことがありません。
いつも、どこか受け身で、そしてステージとの距離があったように思います。
実際に、それは普通で、ごく当たり前のことかもしれませんが、「スーパー歌舞伎」
名前の通りでした。
学生時代に観た「三国志」や、「ヤマトタケル」も強烈でしたが、4代目猿之助さんの吐出した構成力や、魅力は、舞台いっぱいに広がっていました。
古典があるから、現代もあるのだと思います。
鍛錬に鍛え上げた立ち回り
細かな芸をちりばめ、役柄から見える小さな努力や思考は、さすがでした。
作り手の熱い想いが、ひしひしと伝わる感慨深い感動的な「ワンピース」
もちろん原作、音楽も面白く、メッセージも、しかと受け取りました。
次回作を切に願います。