2015.10.09
私が初めて聞いた内田光子さんの演奏会は、オールシューベルトプログラムだった
すでに内田さんは「モーツァルト弾き」で一時代を築いていて、モーツァルトを聞いてみたかったのだが、その時代は過ぎていたようだ
静寂な空間の中に神秘かつ珠玉な宝石が散りばめられたような音楽だった
まさに、うっとりして聞いた
内田さんの脳は75%が英語
25%がドイツ語と日本語を占めてるとか
そして、拍数はドイツ語でカウントする
その国の言語を理解することで、その国の音楽を理解できる…と多言語を話されるピアニスト
13才で1人ウィーンに残り勉強を続けた経緯からか、シューベルトに心を寄せる気持ちが強いそうだ
演奏家は、孤独な仕事でもある
「たくさんの音楽を聞く時間がほしい」と話されている
また機会があれば、是非とも堪能したい