2023.12.03
師走に入り、あっという間の12月を迎えたように思います。
今年は秋風もそんなに感じることもなく、生徒さんとクリスマス会を楽しみに準備しているところです。
先日、レッスンで、リットが楽譜に書いてある少し前から、ゆったりと弾いて終わりの音を迎えて楽しんだ生徒さんがいました。
そう感じたから、そう弾きたかったから、弾いてみましたとのこと。
その感性を前向きに私も感じて、いいねと花丸でした。
コンクールでは、なかなかそれができません。作曲家の意思を尊重することや完成度を本番は審査員に求められるからです。
でも、心に感じた想いは音にのって、大いに音楽を楽しむのは、私は自然な事だと思っています。
音楽を作りすぎるのも、いかがなものですし、出来栄えの結果を求めすぎるのもまた、違う話になってしまうようで、心が自然に動いたありのままが素敵だと私も思います。
クリスマス会はそれぞれに弾きたい曲を選曲し、仕上げも自分たちで進めていて素晴らしいと思っています。