2013.03.29
気付ば、3月も残すところ数日。
久しぶりに東京で芸術に触れてきました。
まずは、横浜美術館の2人の写真家によるキャパ展。
NHKの日曜美術館で放映されていた直後に出かけたせいもあり、混雑していましたが、かえって人が多いこともあり綺麗に並んでみながらゆっくりと鑑賞。
今は、あの「くずれおちる兵士」は戦争の最中のものではなかったのでは?キャパが撮ったものではないのでは?などと、色々な憶測も広がる一枚となっているようですが、私は、芸術を前にしたときは、今生きている、目の前にいる人間が何かしら感じるもので、それだけでいいように思っています。
たまに、現代の遠赤外線などで修復される前のものや、本当に描きたかったものをあぶりだすようなこともありますが・・・。
写真は絵画以上に迫力と真実を見せてくれる魅力があります。キャパとゲルダ。今回も私が憧れるいい女性に出会えたように思います。
そしてピリスとメネセスのピアノチェロリサイタルに、すみだトリフォニーホールで聞いてきました。
人間としても円熟期を迎えた二人が、奏でる世界はとてもあたたかく、満ち足りた演奏でした。
ピリスとは、福岡で4年前にショパンのチェロソナタで譜めくりをご一緒できる機会に恵まれ、私はお人柄とともに、とても敬愛しています。
今回は客席でゆっくりと堪能してきました。
それにしてもいいホール。きっと演奏家達も弾き易いのでは?と思えました。これから予定されている演奏会はいいものばかりですし、大きなホールのわりにどの席も楽しめるようになっている気がしました。
春の息吹を感じながら、新しい年度を気持ちよく迎えられそうです。