2016.01.12
1月8~10日、アリオスで「ニース国際音楽アカデミー」が開催されました。
ニースで毎年開催される国際アカデミーを「ニースと同じ海沿いで温暖な気候である場所で開催したい」というオリヴィエ・ギャルドン氏の意向が、いわき市で実現したということです。
8日はオープニングコンサートとしてフランスの代表的作曲家であるドビュッシー、ラベル、フォーレの作品をギャルドン氏のピアノ独奏、ギャルドン氏と須田真美子先生との連弾、ヴァイオリン、チェロとのピアノ3重奏で楽しませて頂きました。
9~10日は公開レッスンした。
私は仕事のため10日の午後2時~6時までしか聴講できませんでしたが、ギャルドン先生、須田先生のレヴェルの高いレッスンが二日間続いたようです。受講生は、音楽大学を目指す方、音楽大学卒業後ピアニストとして活躍する方等のため、レヴェル的には高いレッスンでしたが、お子様方のレッスンに共通することも沢山ありました。ここでは1つだけ上げさせて頂きます。それは「ピアノを演奏する姿勢」です。須田先生は毎年公開レッスンで「ピアノは腰で弾くのよ、体幹が大事」と仰ります。最近、生徒さん達の姿勢の悪さが、とても気になります。「子供の腰の力が弱っている」と指摘する専門家もいます。保護者の皆さん、お子さんのピアノを弾いている姿勢はどうでしょうか?だらしない姿勢になってはいませんか?是非、チェックしてみて下さい。ピアノを弾く時は「ちょっと緊張して、腰に力を入れる」。自分が演奏する時に気を付けると同時に、生徒さん達にもこのことを教えて行きたいと思います。