2016.10.29
市内の小学校は、学習発表会がたけなわ。
当教室の生徒さん達の多くは、今日で学習発表会は終了のようです。
そんな中、私も昨日10月28日(金)市内中学校の合唱コンクールの審査員に初挑戦してきました。
「歌は専門外だから…」と最初はお断りしたのですが、「この日は市内の多くの中学校が校内合唱コンクールを開催するため、審査員の手配に困っている」と言われ、「こんなことも2度とないだろう」と思い引き受けました。
この中学校は、この夏のNHK合唱コンクールで私がピアノ伴奏をした中学校です。我が家からは車で30分と結構遠く、知り合いはいないため、真っ白な気持ちで審査できることを楽しもうと思いました。
我が娘達も経験したこのコンクールは、クラス一丸となって取り組む2学期の最大イベントと言っても過言ではないでしょう。時には喧嘩をして、一生懸命取り組んだ結果を披露するのですから、いい加減には審査できないと思い、気を引き締めて1学年6~7クラスの発表を聴かせて頂きました。
初めての経験に緊張、顔も体も固まっている1年生。
1年生よりは体も歌声もグッと成長した2年生。
最後の合唱コンクール、去年の結果の挽回に意気込む3年生。
一生懸命歌う生徒さん達の姿は上手い、下手だけで優劣をつけて良いものか、と思わせるものがありました。
それでも、結果を出さなければならないものがコンクール。
3人で話し合い、結果を出して帰ってからも「やっぱり、伴奏者賞は、あの子の方が良かったかな」等と思ったり、生徒さん達の歌う姿が瞼に焼き付いていたり・・・。
中学校を卒業したら、生涯、合唱をやらない生徒さん達も多いでしょう。
その子達にとっては、最後の「合唱」。
昨日の結果が、青春の良い思い出になってくれますように…。
今年は当教室には残念ながら中学生がいないのですが、来年は、伴奏を引き受ける生徒さんが出ると思います。
そうなったら、今度は学区内の中学校に、お客さんとして聴きに行こうと思いました。今から楽しみです(^^♪。