2015.01.10
石黒加須美先生のセミナーでお聞きしたことをお伝えしたいと思います。
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学力には、計算ができる、漢字が読めると言った、「見える学力」と、協力性、集中力、表現力といった人間力とも言うべき「見えない学力」があるそうです。
見える学力=点数の取り方は、塾に通えばそのやり方を教えてくれますが、小学4年生頃からは、「見えない学力」が必要に。
一方、そこに自ら学ぶ力が備わっていないと、あまり効果が見られない見えない学力の鍛え方は、実はピアノのレッスンの中に詰まっているとのこと。
ピアノを弾くには、楽譜を見る、考える、イメージを膨らませる、音を聴く、指を動かす・・・といった様々な力が必要なので、それだけでも目、頭、耳、手を使った複合的な力の訓練ができますが、さらに発表会などのステージ経験をすることは、それらの力をより深いところで鍛えることができます。
また、自分で目標に向かって練習計画を立てる「計画力」や、日頃の練習の成果を大事な場面で発揮できる「本番力」を養うことができる・・
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まさに、ピアノは人間形成に役立つのですね。
近年、音大卒で一般企業に就職されて活躍される方々も大勢いらっしゃいます。
即断力、持続力等高い評価を得ているそうです。