2019.11.09
以下、引用させて頂きました。
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2017年に史上初となる直木賞&本屋大賞のW受賞を成し遂げた、
恩田陸の同名小説を映画化。
若手の登竜門とされるピアノコンクールを舞台に、
才能あふれる4人の男女の挑戦と成長を描く。
世界を目指すピアニストには松岡茉優、
松坂桃李らが扮し、劇中の演奏を河村尚子、
福間洸太朗ら一流のピアニストたちが担当する。
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原作は、音楽を聴いている時の心象風景を描くことで、文字では表現することができない「音」を読み手にイメージさせようとしました。
逆に映画版は音楽を奏でている様子とその音色から、それらが表現する世界や風景をイメージさせようとしました。
石川慶監督は小説と映画というメディアの違いを生かし、実写化不可能とも言われた『蜜蜂と遠雷』を見事に映像化して見せたのです。