2011.03.05
堀川高校音楽科での3年間 とても充実した音楽を学べました。
指揮者の佐渡裕さんと同じクラブで 毎日 同じ授業を受け 放課後は佐渡先輩も交えて 皆で一緒に帰ったり、一緒にテニスをしたり ピザを食べにいったり、(当時私たちの間では 焼きアイスクリームなるものがとてもはやっておりましたf^^;。また、一緒に音楽談義に花を咲かせたものです。
でも 私の中での音楽 ピアノは 最終的には 評価されるもの すなわち 競うもの 勝ち負けの伴うもの とういう感覚は ずっとありました。
曲を仕上げるごとに 試験だったりコンクールだったり・・・。
「楽しむ」ということは その上に成り立つもので 音楽の表現は絶対に 多くの人に認められるものであって 絶対的なテクニックの上に成り立つものであるということという意識は 常にありました。
なんだかちょっと難しくなってしまいましたね・・・。
そんな私の考えを根底からひっくりかえしたのは 大学を卒業して就職した 音大付属幼稚園での 3年間でした。
子供たちの表現力の力や 音楽に対する 考えの 種類といったら底知れないというか・・・。
「こんなふうにも表現できるんだ。」
また、
「テクニック的には未熟でも
聴く人に感動を与えることのできる 表現 ができるんだ」
と 驚きの連続でした。
今も おとのひろばは驚きの連続の毎日ですが、
大人の頭で考えた シナリオや曲想 発想に 全くあてはまらない表現や 自由な発想は それはそれはおもしろくて 教えられることの数々です。
まさに 音を楽しんでいおられる 生徒さんがたに 日々教えられる毎日です。
*^^*