2015.10.06
2学期に入ると娘の部活の新人戦から始まり、子どもたちの体育大会、運動会と行事が目白押しで、気が付けばもう10月…
今年も残すところあと3ヶ月だなんて、時の経つのは本当に早いものです
そう、慌ただしかった9月の中旬に「市音研(浜松市音楽科研究発表会)」が開催されました
うちに通ってくれている4年生のAちゃんが、この日アクトの大ホールでピアノ伴奏をする事になり、その晴れ舞台を観に行ってきました
6月にAちゃんから「先生、市音研の伴奏のオーディションを受けてみたいんだけど…先生、教えてくれる?」と依頼があり「もちろん!一緒に頑張ろう‼︎」とお返事しました
ここ数年はそんな機会もなかったのですが、これまでも歴代の卒業生たちがAちゃんと同じ4年生の頃「先生!市音研のオーディション受けるから見て!」と頼まれ一緒に頑張ったことを思い出しました
オーディションまで2週間弱…渡された楽譜に目を通し「頑張ろう!」と言ったものの、正直今のAちゃんのレベルでは難しいなぁと思いました
譜読みから始まり、題名や歌詞の内容、各パートの流れからイメージを膨らめ、曲にあった伴奏の仕方に仕上げていきました
何よりも、歌を担当する仲間たちがAちゃんの弾くピアノにのって、気持ち良く歌えるように…その事を一番大切にAちゃんと一緒に練習を重ねていきました
第一回目のオーディションで最終選考3名の中に入り、その数日後の第二回目のオーディション、当初私が抱いた不安など物ともせず、見事Aちゃんは選ばれました
控えめで絶対に自分からは前に出るタイプではないAちゃん
以前こちらに登場した中学生のMちゃん同様、1年生の頃からレッスンの日も学童から来て、終わると学童に帰っていきます
自分の納得がいく弾き方ができないと、レッスン中でも涙をポロポロと流し、歯を食いしばって頑張る芯の強い女の子です
この日、Aちゃんは堂々と、そしてAちゃんらしい優しい音色を響かせて、仲間と一緒に音楽を楽しみ素晴らしい発表をしていました
この日を迎えるまでの思い、大きな舞台での素晴らしい経験をAちゃんの自信に変えて成長していけるよう、これからも応援していきたいと思います
(この日も当然のごとく、私は涙ボッロボロでした(*^^*))