2017.08.18
今日は『卒業生チーム』でも活躍中のMちゃんのお話です。
先月から新しくできた障害者施設に勤務しているMちゃん。
「とうとう本格的にピアノ弾くことになったで。」
保育園から高校まで、ゆるゆる~~とピアノを続けていましたが、福祉施設に就職してから
「いつかピアノ弾くことがあるかもしれない」
と、またゆるゆる~~~とレッスンに来ていましたが、念願の障害者施設へ移り、いよいよ本腰を入れて練習開始となりました。
毎日歌う曲や今月の歌など、1時間みっちり、たくさんの曲を練習しています。
「この歌知らんし。覚えれんわ~」
とかボヤきながらも真剣に練習。
ある日のレッスンでMちゃんが言いました。
「弾き方で、子ども達の反応が全然違うじゃんね。」
リズミカルな曲は楽しくノリノリで弾く。
メロディーがきれいな曲は気持ちを込めて。
子ども達は素直に音楽を感じて反応してくるそうです。
うん。これってどんな曲でも演奏する上で大事なことだよね。
当たり前のことなんだけど、Mちゃんの言葉で改めて気づかされました。
「『しゃぼんだま』が好きな子がいるから弾いてあげようと思うんだ~」
「その子、人口呼吸器着けてるから、小さい声しか出せないからゆっくりめで弾いた方がいいかなぁ~」
そう話すMちゃんの瞳はキラキラ。
とてもうれしそうでした。
ピアノが仕事の中で活躍する。
こんなにステキなことはないよ。
続けてきた甲斐があったよね。
本当にうれしいなぁ~
これからも全力で応援するよ☆