2017.06.16
新年度がスタートして約1ヶ月半。
発表会で勢いがついた生徒ちゃん達は、練習をがんばってきています。
「次の曲もやってきたよ!」
ところが、いざ弾いてみると・・・
あれれ?
がんばって練習してきて、止まらずに弾いているんだけど、いろいろ間違っているところがあるわけで・・・
主な間違いは
①調号(ト音記号やヘ音記号のすぐ隣に書いてある♯や♭のこと)をすっかり忘れている
②拍子やリズムが違っている、または無視
が上げられます。
音の読み間違いは多少あるにしても
ホントよくあることなのです。
自分で新しい曲の譜読みを頑張るのは本当に素晴らしいことです。
それだけ力がついた証拠だものね。
でも、その時に大事なのは
『自分の音をよく聴くこと』
「あれ~~?ん・・・?何か変・・・」
その勘は、ほぼ合っています。(爆)
そしたらね、何が変なのか、
改めて楽譜をよ~く見て確認する。
これを無視して、間違ったまま一生懸命練習しちゃうと、クセがついてしまい、なかなか直らない。
せっかく頑張ってきたのに◯があげられないんだよね。
私も「もう一度やり直し」を言うのは、本当に心苦しい。
残念だけど、これって
『もったいない練習』
となってしまうのです。
間違っていても弾けば練習!
・・・ではないよ。
自分の弾いた音を注意深く聴く。
お家でも、お子さまが弾いている音が
「何か変だなぁ~~?」
と思われたらちょっと一声掛けてあげて下さい。
ただし!答えを教えないでね。
あくまで本人が
「あっ!そうか!」
と気づくお声掛けまでにね~