2017.05.18
今月よりレッスンがスタートした28才の音楽療法士Aさん。
彼女は音大出身。
現在の病院で音楽療法士をされて5年だそうです。
「仕事ではだいたいポピュラー曲を弾くことが多いので、ずっともう一度クラシックを勉強したく、またこういう機会ができてうれしいです。」
とお話されてました。
先月の面談の時に決めた曲は
ショパンの有名な『ノクターン Op,9-2』
さすが、音大出。
さらりと弾けていました。
素晴らしい。
Aさんから学生時代の話を聞くと、与えられた曲を楽譜通り弾くだけというレッスンだったそうです。
しかもレッスン時間も短かったそうで、作曲者のことや作品のことまで勉強せずに終わってしまったとのこと。
私も学生時代はそうだったなぁ~
この仕事をするようになって、セミナーを受けたり、本を読んだりして改めて勉強したことがたくさんあります。
知らなかったことがいっぱいです。
まだまだ勉強しなきゃなぁ~と思います。
この作品がどのように生まれたのか、作曲者はどういう人なのか、あらかじめ少しでも知っているだけで、クラシック曲がぐんと身近になり、その奥深さを感じる。
知れば知るほどおもしろくなるクラシック。
自分も学生の時に、もうちょっと真面目に勉強しておけば、もっと取り組み方が違っただろうなぁ~と思う。
その思いも含め、生徒さん達にこれらのことを伝えていくことは私達の大事な役目だと思っている。
Aさん、興味深く聞いて下さいました。
また違ったアプローチで曲に取り組むことができそうと話していらっしゃっいました。
これから楽しみながら一緒に勉強していきましょうね!