2014.05.18
こんにちは♪
のんびり日曜日、皆様はいかがお過ごしでしょうか?
先日5月16日の金曜日、京都コンサートホール 小ホール<アンサンブルホール ムラタ>にてカワイコンサートが盛大に開催されました。今回は松本和将さんのピアノリサイタルでした。
♪プログラム♪
ショパン/幻想即興曲
ブラームス/6つの小品 作品118より 第2番イ長調
チャイコフスキー=プレトニョフ/「クルミ割り人形」より、行進曲、こんぺいとうの踊り、トレパック(ロシアの踊り)
ショパン/12の練習曲 作品10、作品25
アンコール
シューマン/トロイメライ
松本さんの愉しいお話と共に、あっと言う間に時間が過ぎました。私個人の受けた印象は「静と動」を強く感じました。強くアグレッシブに動く曲と、まるで繭から糸を紡ぐように内側か
ら聴こえる曲の対比が心に残っています。
特にブラームスは、全てを包み込む温かさに満ち溢れていました。
後半のショパンのエチュード全曲は圧巻でした。私たち聴衆に、このエチュードの持つ世界観や物語性(ストーリー)をお話してくださって、音楽に詳しい方もそうでない方も、一緒にエチュードの世界を共有できたのではないかなぁ…と思いました。
幼子の柔らかな歌声が響き渡る「牧童」からひとり荒海に立ち向かうかのような「大洋」まで、やはり「静と動」を思うひとときでした。