2020.01.21
こんにちは♪ 先日、保護者の方とレッスン中の集中についてお話しをすることがあり、こちらでも共有したいと思います。
小さなお子様、特に就学前だと、その日のコンディションによっては熱心に取り組まれることもあれば、気が向かないまま終わってしまうことは度々あります。だからと言って、それは一概に「集中力がない」とはなりません。大体30分間、椅子に座って、ピアノを弾いて、先生のお話しを聞くという行為は集中するトレーニングの練習と考えられるのが良いと思います。指導者も生徒さんが今一番集中されているだろう瞬間に大切なことを伝えたり、時間をかけて弾いてもらったりしています。
私はレッスンの初期段階では、このグッと集中するトレーニングが大切だと考えています。グッと集中することを繰り返すうちに、集中する時間が徐々に長くなっていくのではないかと思います。生徒さんがグッと集中されて、くたびれてしまわれた後は、短いテクニックの曲やノートの勉強で色塗りをしたり、カードでゲーム感覚で音を覚える時間にしています。
保護者の方は、お子様のレッスン中の過ごし方は指導者を困らせることになりはしないかと心配になられるかと思いますが、そんな事は決してありませんので、どうぞ安心してお子様をレッスンにお送りになってください。余談ですが、生徒さんがレッスン中にもらされる言葉が指導者からすると、思いがけないレッスンのヒントになることが多々あります。私の場合、聞き流さないで、生徒さんの立場に立って考えると色々なアイデアが浮かぶのです💡では、また次回に、、、😃