2016.03.10
先日の記事の続きです。
(どんな風に練習をしたら、だんだん難しくなっていく曲を仕上げていけるか…について、保育士を目指している大学一年生のCさんと再確認したこと)
●その2●苦手な部分を繰返し練習すること
二小節~四小節に区切って、繰り返し練習することは、今までも、Cさんはしていましたが、回数が問題でした。
部分練習は、
「○回弾けばいい」
ということではなくて、
「止まらないで、迷わないで、余裕を持って弾けるまで」
繰り返すことが大事。それが出来てから、少しずつ、つなげていきます。
(まだ小さな生徒さんには、初めは、回数で決めて練習してきてもらう場合もありますが)
「止まらないで、迷わないで、余裕を持って弾ける」ということが、どんな状態になることか…を、Cさんの苦手な一部分を取り出して、レッスンで繰り返し練習してもらい、体験してもらいました。
何回も何回も同じ部分だけ、色々工夫をしたり考えたりしながら練習を繰り返すのは、面倒に感じるかもしれませんが、結局は一番近道になります。
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そして、一週間がたち…
Cさんの今週のレッスンでは、宿題の、バイエル106番・ペツォルトのメヌエット、2曲ともが、格段に良くなっていました♪
「今週はどんな風に練習したの?」と聞くと、
「苦手な部分を納得いくまで、繰り返して部分練習しました!」と、頼もしいお答え(^-^)
さすが、大学生!
アドバイスを、すぐに自分の練習に採り入れて、実践することが出来ました。
良いペースで、曲を仕上げることができるようになると、沢山の曲を弾けて楽しいですものね♪