2016.02.09
「この曲、おうちで練習をするときに、どんな練習をしているの…?」
生徒さんに聞いてみると、色んな答えが返ってきます(^-^)
決めた回数、最初から最後まで通して、とりあえず弾く…のではなく、おうちでは、自分が自分の先生になって、いろんなことを気をつけて練習しましょう♪何も考えないでただ弾くだけでは、遠回りの練習になってしまいます。
レッスンで、「ここを直してきてね」と、注意されたことは、特に気をつけて練習しないと、また、同じことを次のレッスンでも注意されて、一週間が無駄になっちゃいますものね。
新しい曲は、最初弾く前に、まずよく楽譜を見て、どんな音で、どんなイメージで、どんなことに気をつけて弾きたいのかを考えましょう♪そしてそれから、自分の音を良く聴きながら音を出しましょう。
聴いてるつもりでも実は聴いていない、指を動かして出た音が何となく聞こえているだけ、ということも、結構あります。
私自身、こどものころ、
「もっと自分の音を聴いて!」
と、先生に言われて、
「ちゃんと聞いているのに~」
と、心の中でつぶやいていたことがあります。
でも、その時には、多分、
①音符の通りにただ指を動かす
↓
②出ちゃった音が聞こえてくる
の順番だったのですね。
そうではなくて、
①どんな音で弾きたいか考える
↓
②あたまの中で音を鳴らす
↓
③そのイメージの音が出るように注意して指を動かす
↓
④イメージ通りの音が出ているかよく聴く
の順番ほうが、よりよく自分の音が聴ける…ということは、後からわかりました。
自分ひとりで練習すると、間違っていることに気がつかない....という生徒さんには、録音や録画してみることも、おすすめしたりします。
楽譜を見ながら、自分の演奏を客観的に観聴きしてみると、
「私(僕)こんな弾き方してるの!?」
「あれ?こんな音をだしていたの!?」
「なんか、テンポや、リズムがおかしい?」
「びっくり!音が間違っている?!」
と、気がつくことも、あります(^-^)