2014.05.08
バロックから、古典、ロマン派までのピアノ曲は、多くの部分は、スケール(音階)、アルペジオ(分散和音)、和音で作られています。
教室では、譜読みや演奏の手助けとなるように、大人の生徒さんも、子どもの生徒さんも、出来るだけ沢山の調の、スケールとアルペジオの練習をおすすめしています。
写真のテキストは、昨年出版された、子ども向けのスケールとアルペジオのテキスト。
このテキストでは、スケールを弾くときの指番号が同じ並び方になる調を一つのグループにして、まとめて練習するようになっています。同じグループの調は、指の運びかたも同じになるため、シャープやフラットが沢山ついている調も、取り組みやすいのです♪
五度圏の説明があって分かりやすく、また、カデンツや和音の転回形も、左右両手で、弾くようになっているため、実践的です。
スケール、アルペジオともに、まずは1オクターブからはじまり、2オクターブまで練習できます。
今弾いている曲の中で、スケールやアルペジオがどこに使われているのか、探してみると、面白いですね♪