2024.06.06
先日、スタジオ・フィオリーレにて、生徒たち12人と一緒に、室内楽発表会を開催しました。
以前、N先生の教室の室内楽発表会に参加させてもらい、生徒も私もとても楽しかったのが2019年の春🌸
自分の教室でも、室内楽にぜひ取り組みたい!と思いました。
そして、2020年に第1回を開催。以降、毎年、冬の発表会とは別に、初夏の時期に室内楽だけの発表会を開催して、今年は第5回。
最初は、短いソロの曲(バスティン・バイエル・バロック・ギロックなど)に、弦楽器のオブリガートをつけた編曲で、弦楽器の音を聴きながらピアノを演奏することに、慣れてもらいました。
その後、クラシック曲のアレンジものや、子ども向けの小さいピアノトリオ(クレンゲル)に取り組みます。
だんだん慣れて来たら、いよいよ、モーツァルトやベートーヴェンのピアノトリオに挑戦♪
第2回の発表会のときに私が弾いた、ドビュッシーのピアノトリオ第3楽章を聴いて、
「先生!この曲、私も弾きたい!」
と、終演後に言っていたAちゃん(室内楽演奏は今回8回目)が、今年、それを実現しました。
毎年2月に開催されている、PTNA新名古屋支部主催の、アンサンブルステップにも、今までに、何人か参加させてもらいました。
ピアノトリオの経験は
・共演者の音も、自分の音もよく聴く
・音の強弱だけでなく、音色や音のバランスにも耳を傾ける
・音の鳴り始めだけでなく、音の尻尾まで聴き続ける
・フレーズを共演者と共有する
・呼吸の大切さを、感じる
・音で会話する
・左手の音の大切さ
などなど、沢山のことを、楽しみながら自然に学ぶことができます。
そして何より、
先生方の素晴らしい音楽に包まれて、
・共に音楽を運ぶ楽しさ
・ぴったり合った時の嬉しさ
・テンポ感や拍感
・呼吸を共にする感覚
・共演者の音から意思をキャッチして自分が反応することはもちろん、自分の意思を発信することで、共演者がそれに反応してくれること
を、体感してもらいたい、と思っています。
事前の、弦の先生がたの、合わせレッスンでは、本当に沢山のアドバイスをいただき、みんなの演奏がどんどん変わっていくのが、よく分かります。
M先生、I先生、生徒たちを、一緒に育ててくださり、ありがとうございます😊
私も、今年は、少し違う感じの曲を、と思い、ピアソラの「ブエノスアイレスの冬」を演奏しました。
終演後、また、Aちゃんの「この曲弾きたいです!」の声が、聞けました。
室内楽は本当に楽しく、とても勉強になります✨
発表会後のアンケートにも、またぜひ取り組みたい、との感想が沢山寄せられました。
来年も開催したいと思います!