2022.09.23
教室の生徒さんは、みなさん「リズムとソルフェージュ/呉曉」のテキストを「5才の…」から、使っています。
ソルフェージュの歌う課題では、長調短調あてクイズをします。メロディだけでも、すぐ分かることも多いですが、答えに迷う場合は、簡単な伴奏をつけて弾いたり、長調と短調の両方のバージョンを弾いて、聴き比べてもらいます。聴き比べると、長調短調の違いが良く分かるようです。
移調して、色々な調で弾いて、
「同じ曲でも、調を変えると感じが変わるよね〜、面白いね!」
という話もしています。
たった4〜8小節の短い曲ですが。
先日、ト長調の8小節の曲を歌った小1のYちゃん。
歌ったあと、
「ト長調はなんか明る〜い感じがする」
と、話していたので、
今までも弾いたことのあるハ長調、ニ長調、ヘ長調、そして、今回新しく変ホ長調、に移調して弾いて聴いてもらいました。
ハ長調は落ち着く。
ニ長調はもっと明るい。
ヘ長調はなんか面白い。
変ホ長調は、勇敢な感じがする。
との感想😊
「勇敢な、ってどんな感じなの?」
と聞くと、
「いろんな事に、負けないで、戦ったり進んでいく感じ」
と、Yちゃん。
素晴らしい!
たしかに、変ホ長調は、クラシックの曲でも、英雄や王などをテーマにした曲目に使われることも多く、Yちゃんの感想がピッタリだったので、驚きました。
リズムとソルフェージュ、色々な使い方が出来て、楽しいです!