2019.02.18
レッスンをしていると
ビアノの弾く技術ではない
子供たちの心の面と
向き合わなければならないこと
たくさんあります。
生きているんだもの…当たり前です。
人との摩擦に…子供は大人より免疫がありません。
大人になっていくに従って苦しいことも荒波の数ほど経験します。
先生が 大人になったら絶対にこういう大人にはならないぞ✊誓った項目があります。
・人と比較しないこと
・「何でできないの?」「どうしてできないの?」と言わない
・「あとで」「あとから聞くから」と言わない
・「そんなことをやって意味があるのか?」と言わない
先生が今までの人生の中で最も嫌な言葉たちです。
人は比較されなくても 自分のことは自分がよく解っています。
本当は「誰かより劣っている」「誰かに負けている」
そんなことは決してないのですが。
先生のお兄さんは子供の頃から絵が上手でした。
妹の先生も「あんな風に描けたらいいな❣️」とずっと思っていました。
「お兄さんは絵が上手ね」
「あなたもあんな風に絵を描けたらピアノももっと良くなるのにね」
疑いもしない子供の時代でしたから
「そうか、私は才能がないんだ。絵が描けないんだ」と思い込みました。
ぱたりと絵が描けなくなっていきました。
そう、悪意のない言葉でしたが、ずっと私の子供時代に植え付けらることになりました。
回りからの言葉に 子供の人生は変わります。
でもねそんな言葉は気にしない してはいけない。
「センスや才能って生まれつきよね」という大人に言いたい。
例えば、すごい建築士も生まれた時から建築のノウハウを知っているはずはありません。
好きだから、興味があるから他の子より調べる🔍見る👀
知識も増え 大学にも行く。
絵の世界だってそう❣️ 磨かれて行くには情報量が違うのです。
センスはそこで磨かれいくのです。
比較する人に言いたい 地球→月 月→地球
本当にそれだけ??
太陽から見た地球の見方もあるよ❣️
まず「自分って…」と思ったら みちこ先生に相談して下さい✨
先生の見方は間違いなく違います✊
「何でできないの?」
何でできないのか…解っていたらやれているはず。
「何でできないの追及運動」をするより、解決策を考えよう✊ 大人だったら✊
「あとで」
今聞きたい 今やりたいから訪ねています。
旬のクエスチョンには旬で答えないと。
「あとで」…は腐ってしまいます。
(忙しい大人には旬に向き合うのは大変ですが)
「旬」はとても大事です。
「何の意味があるのか?」
私が好きな絵の世界、宇宙、科学、生き物、バレエ…
すべてが今、仕事に ピアノにつながっています。
無駄なことなんてない。
ママのお手伝いをしている子は家事のノウハウを知っています。
海水魚が好きな子は 飼育や生態を知っています。
すべては自らが手に入れた「知識」です。
「意味がない」と言う大人は 「意味があることを知らない」のです。
追加して話しますが
お姉ちゃんは可愛いけど私は…
妹は頭が良いけど僕は頭が悪い
兄弟 姉妹 1番身近な人を自分の中で比べてしまう。
先生は いつも思うの。
春には「桜🌸」「チューリップ🌷」「タンポポ」「ムスカリ」…
「桜は好きだけどチューリップはなぁ…」と比べる人はいません。
みんな みんな素晴らしいのです。
桜は桜の人生を全うしています。チューリップはチューリップの人生を。
それは
自分の人生しか生きられないから。
自分の人生は自分のもの。
とても価値があることを忘れないで。
今 咲いていないように見えても
自分に見えないだけで 咲いているかもしれないし
これから 満開を迎えるのかもしれない。
「誰かよりダメ」なんてない。
私には 私の咲き方がある。