2018.09.21
またまたバッハです。
暗譜…大きな大きな壁です。
◯くん、約束通り一生懸命暗譜をしてくれていました。
「本当にご苦労様」と敬意を払うほどの頑張りでした。
横で聴いていて、
先生は自分の子供時代を思い出していました。
先生から暗譜の宿題が出され、
1週間の予定をたてます。
なかなか予定通りには行きませんが、
必死に命をかける勢いで練習します。
家族中に
「私、いま、暗譜やっているから話しかけないで!」オーラを出しながら(笑)
そして目標達成(ノ・∀・)ノ
「これでレッスンもバッチリ🎵」と自分に嬉しくなって、
ふと我に返ってみたら
あまりにも夢中で練習していたので
まるで英単語を覚えるように、が~っと弾いていて、
速さはどんどん速くなっているし、もはやテーマも関係なくなって、
もはや音楽ではなく、暗記の音符の羅列。。
「こんなんじゃ、だめじゃん、わたし!!」とギョッとなって、
ゆっくり暗譜。
それが、そう簡単にはいきません。
ゆっくり弾くと暗譜できないのです。
勢いでしか弾けないことに
自分の力のなさに泣いたこともありました。
どうしても速くなってしまうところは
ちゃんと弾けてないところ。勢いでごまかしているところ。
音に心を乗せて、味わい深く弾く
噛み締めて弾く。
それが暗譜でできるようにする。
一生懸命に弾いてくれた◯くんを見て思い出していました。
バッハの暗譜は
譜読みもそうだけど
自分より背の高い藪の中をかき分け進む感じ。
でもね、暗譜が本当に完全なレベルにできた時、
自分が歩いて来た道が…
藪だったはずが…
振り返ってみると
舗装された道に変わっているような、
そんなレベルであって欲しい。
先生も「音を記憶する暗譜」から変わるまでかなりの頑張りを持って挑戦し続けました。
先生の生徒ならできる。
できるよ。