2017.01.29
「暗譜」の宿題を出す時
ただ、覚えて欲しいからではありません。
きちんと楽譜を見る事
暗譜するほどたくさん練習する事
そのふたつをクリアして欲しいからです。
私もまだ小さい頃
ほぼ全曲暗譜しないと合格してはもらえませんでした。
長い曲になると…「なんで暗譜しなければならないの??」と思った時もありました。
ざっと…なんとなく暗譜していった時もありました。
そう言う時は必ず、先生の前で大失敗しました。
鍵盤の上で手が踊り…コントロールも…もはや脳も混乱状態になりました。
「もう一回、丁寧にさらってらっしゃいね」と先生に楽譜を渡され
みじめさでいっぱいで涙がこみあげました。
なんでちゃんと暗譜しなかったんだろう…
1週間なにをやってたのだろう…
後悔、後悔…みじめな気持ちでいっぱいでした。
少し大きくなってから
なぜ先生が暗譜の宿題をだすのだろうと考えるようになりました。
そして、先生からもお話されました。
とことん曲と向き合って欲しいから
なんとなく上手く弾ける安っぽい音楽にしてほしくないから
楽譜を弾くコピー状態ではなく
あなたから音楽が流れるように
胸に すとんと落ちました。
ごめんなさい…先生。
先生の気持ちも解らず…暗譜の練習をしていました。
みちこ先生も過去にいろいろ悩みもがきました。
だから、みんながぶつかっている壁が…痛いほど解るのです。
乗り越えられるのを知っているから
乗り越えて欲しいのです。
できるよ。
やれるよ。
絶対に。