2015.05.06
今月末まで、ヤマハ横浜店では
「中田義直の世界」と題して愛用の品や直筆譜、写真などが展示されています。
「夏の思い出」「雪の降る街を」などの誰にでも愛される名曲のほか、ピアノ曲や合唱曲なども多く残されています。
去年の発表会ではKちゃんが「演奏会用練習曲」を弾きました🎶
中田喜直は横浜に非常にゆかりのある作曲家です。
私たちの住む緑園都市のお隣りの南万騎が原駅近くに住まいをもち、フェリス女学院の教授を40年務めていらっしゃいました。
もしかしたら、すれ違っていたかもしれませんね(*^^*)
そんな身近に感じる作曲家、中田喜直さんでも全く知らない面を、今回知ることとなりました。
太平洋戦争では重爆撃機の操縦士として戦地におもむいていたということです。
【運よく爆弾をひとつも落とさず、人も殺さずかえってこれましたが、入隊までの五日間で「椰子の樹下に立ちて」を必死で完成させ、ショパンのソナタ第3番第1楽章を弾いてピアノのふたを閉じた時には、これでピアノと永遠のお別れかもしれないと思い涙がこぼれ落ちそうになり、心の中は悲しくて重く暗い気持ちでした】~中田喜直の言葉より~
この言葉を読んだとき、ただただ強い衝撃を受けました。
皆さんもご興味がありましたら是非、足をお運びになりご覧になってください。