2013.10.29
福山雅治主演映画「そして父になる」を観て来ました。
6年間育ててきた子供が実は他人の子供だった・・・。
「ありえない」
「非現実的」
この映画の冒頭から終わりまで、
ほとんど全てのBGMがピアノ曲でした。
小さな子供が弾くような片手の曲から、ブルグミュラー、ハノン、ソナチネ、バッハのパルティータまで・・・。
非現実的な物語を見ているはずなのに、耳慣れた曲が流れるためか、どこにでもありうる出来事かも?!と思えてしまいました(>_<)
そのうち、映画に登場する親の揺れ動く気持ちが自分に移り、胸が詰まって苦しくなり、目頭が熱くなり。
気がつけば、お隣に座っているお友達のSさんがすすり泣き&お鼻はトナカイのようにまっ赤←かわいい(*^^*)
会場全体もすすり泣き。
きっと、子を持つ親は一人残らずノックアウトされる映画だと思います。
もしも目の前にいる愛情を注いで育ててきた子供が、
自分と血の繋がらない子供だとしたら?
お腹を痛めて産んだ子供は、よその両親に育てられていたとわかったら。
どうしますか?