2023.08.01
毎日暑い日々が続いていますね。
そんな時期は冷房が適度に効いた部屋でピアノの練習をするのが1番💖
私の勝手な思い込みです。(笑)
生徒の皆さんは思いっきり楽しい夏休みを送って頂きたいです。
さて、先日みなとみらいホールで行われたコンクールのお仕事をしてきました。
高校生以上の方々のカテゴリーの演奏は本当に聴きごたえあるものでした!
課題曲にプロコフィエフのピアノソナタがあり、聴き比べていたのですが・・・。
改めてプロコフィエフという作曲家について調べてみました。
言わずもがな、ロシア出身の大作曲家の1人です。
ウクライナ(ドネツク州)で生まれ、1953年3月5日享年61歳でロシアの首都モスクワで亡くなっています。希しくもスターリンも同日亡くなっているという事です。激動の時代を生きた作曲家ですね。
今この時の世界情勢をプロコフィエフはどんな思いであの世から見つめているのでしょうか。
課題曲をまじまじと聴いていて感じた「かなしさ」の度合い
★ピアノ・ソナタ第2番第4楽章→冷たい悲しさ
★ピアノ・ソナタ第3番「古い手帳から」→崩れ落ちそうな悲しさ
★ピアノ・ソナタ第6番「戦争ソナタ」第4楽章→肝の座った悲しさ、完璧な悲しさ
その他にも・・・
言葉にできない悲しさ
身を切るような悲しさ
ふと感じる悲しさ
涙がとめどなくあふれてしまう悲しさ
涙も出なくなるほどの悲しさ
心が停止していまうほどの悲しさ
息が出来なくなるほどの悲しさ
人に分かってもらえない悲しさ
きっとまだまだ「かなしさ」の種類はあるのでしょうね。
音楽に携わるのもとして、たくさんの感情を音に乗せることができる。そんな楽曲にいつでも触れることができる。
幸せなことです。