2016.04.22
通学路の端っこで頭に手をのせ合って背比べをしている小学校1年生。黄色いランドセルカバーが目を引きます。なんとも微笑ましい。クラスのお友達や学校の様子にも少しずつ慣れてきたころですね。
こんにちは! おしみピアノ教室です
レッスンで音階練習だけは!気を抜きません。
ゆっくり弾いて良いのです。整った美しい音粒になるよう耳を傾けて、その時にはいったい手や指先や身体はをどんなことをしているのかよーく感じ取りながら弾くとちゃんと上手になってきました。
曲の中に音階らしきところが出てきてもアレルギーもストライキも起こさなくなりました。
手の形や指の長さ太さは人それぞれ、10本の指には親指、人差し指、、、と名前がついているようにそれぞれ役割があります。
「あっ!」と出てくる指は人差し指ですね。スマホをいじる時も。
雑巾を絞る時、自転車のサドルを握る時、どの指を使いますか?
アリさんを捕まえる時は?お箸を持つ時は?
それなのにピアノを弾く時には平らな鍵盤を個性の違う10本の指が歩くわけですから、どの指も均等に安定した力とバランスを身につけなければいけません。
調号の多い曲になると途端にやる気を失せる人はいませんか?
でもどうしてもその曲を弾けるようになりたかったら…まずその調の音階を練習しましょう。
白い鍵盤と黒い鍵盤のたった1センチの段差と自分の手指の特長に合わせて鍵盤のどこを弾くと手が安定するのかシールを貼ってみました。音階を弾く時にいちばん曲者の親指だってこれで良い塩梅の角度がついて指くぐりも指かぶせもなんのその。シールを貼った位置を見てみんな「なぁるほど!」 とガッテンしてくれました。
この写真は♭4つの変イ長調です。
このシールの位置が確認できると 「えっ?調号がたくさん!」と思っていた曲がすんなり手の中に収まりました。 ♭のつく音符をすべて◎で囲む必要もありませんよ。
でも、鍵盤にシールを貼るのはお教室のお約束の8番め、「楽器を大切にしましょう」のルール違反かな? 良い子はピアノにシールを貼らないでね。