2016.02.15
春の嵐、そしてまた寒い1日でした。そんな日はゆっくり音楽を聴くのが一番!とはいかない賑やかな我が家ですが、でも何かしら音楽が流れています。
こんにちは! おしみピアノ教室です
何がそんなに楽しいの? と聞きたくなるほど音楽に夢中になっている人を見ると、こちらまで幸せな気持ちになるものです。
マドリッドでオペラを聴いた時のお隣の席のおじいさん、合唱の場面になると目をつぶってお顔は半分笑ってとても楽しそうに口ずさむのです。
いまだにその時のオペラより、そのおじいさんの様子が思い浮かんで、またオペラが聴いてみたいと思います。
10年ほど前に連弾コンサートをご一緒させていただいた青島広志先生のお話しを先日伺った時の事です。小さい頃からモーツアルトが大好きだったという青島先生。
お二人のピアノの先生がモーツアルトの連弾ソナタを弾き始めると、ピタッと揃えたお膝に手をおいて、それはそれは心から楽しそうにその曲をピアノと一緒にペラペラと階名で歌われるのです。なんともこちらまでモーツアルトと仲良しになったかのようでした。
私の師匠のレッスンではいつも、「楽しいそうに弾こうよ!」 がキーワードです。
その音楽の何が楽しいのかを気づかせてくださいます。
我が家の4才ちゃんが幼稚園で覚えた歌を歌うと、家族みんなが笑顔になって大合唱。
2年ほど継続して参加している弾き合いセミナーでは、ピアノの先生方が思い思いに新たな発見をして楽しそうに弾かれています。すっかりそれが伝染してしまいました。
その音楽が好き! の理由は人それぞれ。
好きの度合いもそれぞれ。
音楽を心から楽しんでいる人を探してみてくださいね。
きっとその周りの人をも幸せな気持ちにしてくれることと思います。
今は気付かなくてもその音楽が楽しい時、わかる時もくるかもしれません。
生徒のみなさんにも心から楽しいと思える音楽、自分の音に感動できる瞬間に出会えることを願ってレッスンしています。