2015.11.18
予報通り、午後から雨となった横浜です。
たくさん練習してきた時は傘の中のお顔も輝いて、ピアノの音もやさしくて、楽しそうで、いっしょに連弾もしました。
こんにちは! おしみピアノ教室です
何かおもしろい連弾曲はないかな~とピアノ・デュオ辞典をめくっていると、飛び込んできたタイトルが「小さい手と大きい手のために」
ドビュッシーと親交のあったアンドレ・カプレの連弾小曲集でした。プリモはメロディの音が限られている五指ポジションで弾けます。でもセコンドはリズム・和声・対旋律が多彩で鑑賞に耐え得るすぐれた作品と書かれていました。
ところが残念なことに絶版!!
そうなると尚更、楽譜を見てみたいと思うもの。
でも絶版では仕方ないとあきらめていました。
それから数年が経ち、先日受講したセミナーでご一緒した先生から情報をいただき、
昨年再版されたことがわかり、即ポチ!をして入手しました。
演奏のCDも付いていましたから、高校生のSちゃんと聴きました。
辞典に書いてあった通りセコンド素敵です。かっこいいです。難しいです。
プリモはこのセコンドをいかに楽しめるか?理解できるか? 決して小さい手のための曲ではありません。
でもSちゃんは「この曲好き!」と言ってくれたので、クリスマスの弾きっこで連弾することにしました。
練習時間がなかなか取れない中高生も、
連弾というやり方で新しい音楽や作曲家に出会うきっかけが作れます。