2015.06.19
暗い雲の垂れ込めた一日でした。でも見事に健康診断をクリアできたおかげで、すっきり晴れやかにピアノに向かうことができました。
こんにちは! おしみピアノ教室です
指は5本しかないのに、指くぐりを覚えて初めてドレミファソラシド~と弾けたときのお顔、
まるで手品が上手くいったときのごとく誰もが面白げに得意げに笑うのです。
さぁ~ここからが音階マスターへの根競べの始まりですよ~~。
この練習だけは全員にお願いしています。
ピアノの曲はこのスケール(音階)・カデンツ(終止形)・アルペジオ(分散和音)でできているので、これが音楽の大切な要素であり、ピアノ奏法の基本となります。
大好きなハンバーグだけ食べるのではなく、ちゃんとお野菜も食べていろいろなビタミンを取らなくては丈夫な身体にはならないものね!とお話ししています。
24の調を覚えるのも弾くのも大変なことですが、
美しくよく響く音で弾いているかがとてもとても大事。
ですからゆっくりの速さでよーく耳をすましてこけないよう、でこぼこしないよう、指くぐりをしたかどうかばれないように、練習しましょう。
もちろん毎日です!!
レベルを何段階かに分けて、覚え方やいろいろな練習のやり方をお伝えします。
レッスンでは全部の調を弾く時間はありませんから、音階表に毎日の練習した調を記入することになっています。
野球のイチロー選手も野球を始めた時から今も変わらず基礎練習を1日も欠かしたことがないそうです。とこのお話しも必ず全員にしてきました。
そういう私もレッスンが始まる前にこの音階の練習だけはしています。今日は良い音でるかなぁ?と思ってビタミン摂取をしておこうというわけです。
これができなかった日は実はみんなの前で後ろめたさいっぱいなのでした。