2015.06.05
毎日朝晩、庭の花や野菜たちにホースで水をまいていました。ホースの先のいろいろな出口を使い分けて。 でもそろそろ雨の季節になりそうですね。
こんにちは! おしみピアノ教室です
ピアノを弾く…ピアノを奏でる…ピアノで歌う…
楽譜をじっと眺めて考える。
どんな音楽かなあ?? どんな音かなぁ??
常にみんなに言っています。
良い音を作ろうね!!って。
すると「音を作る? どういうこと? どうやって?」と質問が出ました。
それにはまず、ピアノの仕組みを知ること。そのピアノの鍵盤と触れているのは指先だけ。
どんな音もピアノの弦を響かせていろいろなニュアンスの音を作り出そうというわけです。
「次の音どんな音~~??」
「今の音!! 素敵な音だった~~」 と瞬時声をかけていきます。
それはピアノを弾くのに手を指を動かしているのではなく、指先を意識して良い音を作れた瞬間です。
きれいなお水が肩、肘、手首を抜けて指先からあふれるようにピアノの弦へと伝わっています。
それが良い音なのかキョトン!としている時には、
「今の音、どうやって作ったの?」と尋ねて、「指の先が…」と答えてくれると、
心の中でガッツポーズ。
羨ましいくらいに芯のある音になってきたピアノ男子君たち。
柔らかな響きを作れるようになってきたピアノレディちゃんたち。
美しい音を作る意識に目覚めています。
ピアノを弾くのが楽しいと思える1つには、自分でイメージした音が作れたという喜びなのではないかと思います。
残念ながら、電子ピアノではこの音を作るという感覚は味わえません。
でもレッスン室のピアノで感じた鍵盤と指先の関係を思い出しながら弾いてみてくださいね。いつかきっと自分の音に感動できますよ。