2015.04.15
シニアの方々と春の唱歌を丁寧に歌いました。
このところの花冷えで、ちぢこまっていた頭や肩がすーっと軽くなりました。
こんにちは! おしみピアノ教室です
外出先でなんとなく買っては、たまっていくのど飴が、いつの間にか冷蔵庫のボックスにはちきれそうにいっぱいです。
でも今日は歌い終わって気持ちよくなったお口に、特別な1粒ののど飴を入れました。
やさしいフルーツの味がじんわり広がりました。
先日H君のバッグの中にちょっと大きな飴の袋が見えました。思わず、レッスン室では食べないでねと言いかけた時です。
「ちょっと前に咳がひどい時があったでしょ。その時、お母さんがこれなめなさいって買ってくれたの」 と、とても大事そうに見せてくれました。
レッスンが終わって、ちょっとのどがガラガラしていた私に、「せんせいにもあげる」 と。
3週間ほど、かなり辛そうに咳をしている時がありました。お医者様に行かなくても大丈夫かしらと心配になるほどでした。レッスンが終わる夕方はまだ暗く寒い時期です。
玄関を出て、飴の袋をそっと開けてお口に入れて、暗い坂道を下って帰ったのかと思うと、切なくなりました。お母様もさぞ気がかりだったことと思います。
お仕事が終わってお母さんがお迎えにきてくださる時はとても嬉しそう。
暗いのがちょっと怖いH君なのです。
いつかきっと、ピアノが得意なやさしいパパになってるでしょうね。