2015.02.24
陽のあたるお部屋に入れておいたヒヤシンスがにぎやかに咲きました。迫力ある香りを放つので玄関の窓辺へ移動していただきました。
こんにちは! おしみピアノ教室です
土曜日の夜のテレビのことです。八代亜紀さんが演歌のこぶしの違いを歌って解説していました。ついつい音符を頭の中で並べてしまいます。
「なぁるほど!」 よく聴くとそのセンスがおもしろい。こぶしの迫力で雰囲気がかなり変わります。
大ヒット曲 「舟歌」 も表現方法を解説。
悲しい歌をいかにも悲しい表情で歌う場合と、ニッコリして歌ってみる時の伝わり方を比較。「なぁるほど!」
悲しい歌を表現をする時に、ただ悲しげに歌うより、
微笑んで歌うことで人間の悲しさがグッと心に響いて、悲しさの共感に変わるんです。
そのテクニックはさすが演歌の女王ですね~。
ショパンにも「舟歌」という素敵な曲があることを思い出し…
でも今日は、ショパンのノクターンを思いっきりこぶしをきかせて弾いてみました。
可笑しくて一人で笑い転げました。
感情を表現するつもりが、ド演歌になってしまうという勘違いをしてはいけませんね。
そして一転、暗い曲と言ったらこれ。
モーツアルトの幻想曲ニ短調。
ため息がでるほど暗すぎる…
明るいメロディが現れても…いっそう悲しさが見え隠れする…
みんなにはむつかしいかな~この気持ち。