2014.11.13
真っ青な空、箱根の山も富士山もすっきり見えました。
レッスンの帰りは寒くなりますから、あたたかくしてきてくださいね。
こんにちは! おしみピアノ教室です。
その昔、娘の小学校の音楽会で初めて鍵盤ハーモニカの音を聞きました。
ブーブービービーなんていやな音だろうと、思っていました。
しかも鍵盤をちゃんと弾いているのに息を入れないと音がでないなんて。。。
ところが先日、買ってしまいました。
鍵盤ハーモニカをピアノレッスンに取り入れて、治療的アンサンブルをしてみましょう! と薦められたのです。
音楽ライターであり、音楽インタビュアでもあり、ピアノの先生もされている山本美芽先生の講座で治療的アンサンブルを体験してきました。
他楽器と合わせることで、聴けていないことが聴けるようになるという体験です。
さぁ唱歌の本を取り出して、まずは「富士山」をブーブービービーと吹き鳴らし、最後は「あまちゃんのテーマ」にたどり着きました。
たのし~~い!!
だって自分の呼吸で表情をつけられるのですから。
これというのも2年ほど、唱歌のレッスンに通っているおかげかもしれません。
今日のレッスンでは、左手のベースパートを吹いて、ピアノのメロディと合わせました。
いつもは「すって~~はいてはいて~~そこでいきつぎ~」なんて言っているわけですが、鍵盤ハーモニカの息づかいがすぐ横で感じられると…「なぁるほど!」
音楽は呼吸をしているのです。
鍵盤ハーモニカは、息をはく強さで音の大きさをコントロールできるわけで、ピアノではどうしたらフレーズのお山を上手に作れるかってことも発見できました。
「先生、息が苦しそうだから、もう少し早く弾こうか?」 と気を使ってくれたH君です。
「そうしてくれるとたすかります。。。」
こうしてノリよく、流れとふくらみのある音楽ができあがりました。
自分の音楽を聴くには、アンサンブルをするのがいちばんの治療になるようです。