2014.08.19
薬味をたっぷりのせて梅酢をかけたシラス丼にゴーヤサラダ…
こんな暑い日はお料理に火は使いたくないですものね。
こんにちは! おしみピアノ教室です
この夏、印象に残ったコンサートの1つが、ミラノ在住のピアニスト黒田亜樹さんのブルグミュラー全曲演奏会です。
25の練習曲・18の練習曲・12の練習曲を一気に通して弾くことでプレリュード集のように据えられていました。
ブルグミュラーのドイツ的な形式の美しさ、とても自然なハーモニー、表題を表すように歌われるオペラのようなメロディ、それにとても合う伴奏、フランス音楽のようなセンス。
これらすべて楽譜に書かれていることをその通りに弾いているだけなのです。
かっこいい!!「なぁるほど!」
楽譜を読むってこういうことなんですね!
まるで音楽が聴こえるというより音楽が見えるかのようにどの音も存在感いっぱいに役割があって生き生きしているのでした。
最後に黒田さんが「良い子のみなさんはまねしないようにね」とステージを降りられました。
レッスンでブルグミュラーを弾くと、
もれなく私と2台ピアノでアンサンブルをします。
残念ながら絶版となっているアルフレッド・バトラー編曲の楽譜は、
とても音楽的で生き生きと楽しいみなさん気に入ってくれる大好きなアレンジです。
「もう1回!もう1回!」のお願いが止まりません。
他にもアンサンブル用にアレンジされたものがたくさんありますが、これはブルグミュラーのオリジナルが音楽的に馴染みやすくシンプルで、そこからまだまだ響きの世界を広げる可能性をもった曲集だからだと思います。