2024.05.08
弾きっこで、「すてき〜♡」と憧れのため息が聞こえた中学生のSちゃんが弾いた「パートオブユアワールド」
私も大好きな曲で、いつか誰か弾いてくれないかしらと楽譜をファイルしてありました。その上級アレンジ版をさらりとドラマチックに弾いてくれたSちゃんです。
すると、、、みんなの私も弾いてみたい!の気持ちが高まって、弾きっこ後は「誰もが知っているあの曲」の練習がスタートしています。
ところが、、、
知っている曲なのに。。。
こんな感じだと思うけど。。。
楽譜ときちんと向き合ってみると、
なかなか手強い。
憧れのあの曲も楽譜をよく読んで、練習しないと弾けるようにはなりませんね。
あの曲が楽譜にどう書かれているのか読みましょう!考えましょう!
あきらめずにがんばってーーー。
きっと弾けるから!
Sちゃんは小学生の間、地道にとてもよく練習してくれました。
スケールカデンツアルペジオも全調マスターしています。
練習曲もたくさん弾きました。
だから楽譜もどんどん1人で読むことができるようになりました。
バロックの課題もこなしてくれました。
だから右手の音も左手の音もよく聴けるようになりました。
今回の弾きっこでは、モーツアルトのソナタの2台ピアノに取り組みました。「せっかくだからもう1曲、みんなに聴かせてあげてくれる? 思った通りに自由に弾いてみてね!」と言うと、おそらく体育会系部活でくたくたであったろう合間に、さっさと一人で仕上げてくれた成長にびっくりでした。「これまで頑張った練習の貯金があったおかげね!」と話すと、照れながらも頷いて、今やクラシックの名曲が弾ける喜びに目を輝かせています。
Sちゃんがピアノを楽しむためにいかに練習の積み上げが必要かを証明してくれているように思います。小学生のみなさんも、いま!毎日の練習をすることが大切です。みんなでがんばろうね!!