2024.04.30
発表会の場所が決まると、ピアノの先生方は、楽譜を山のように積み上げて選曲に取り掛かります。生徒さんの顔と演奏力を思い浮かべて、これが大変でもありわくわく楽しみでもあり。選曲はそのお教室の発表会のカラーが明確ですから、どの先生もそれはもう気が抜けません。まずは生徒さんが弾きたい曲がいちばんです。
私は、常にこれは!という曲を見つけたら、バロック・古典・ロマン派・近現代・邦人作品、ポピュラー曲、連弾、それぞれをレベル別にコピーしてファイリングしています。
その数は…ファイル30冊分⁈‼︎
むかし発表会と呼んでいた頃は、同じ曲を選曲したことがなかったのですが(その曲🟰その生徒さんが弾いた思い出としてとっておきたくて)、
弾きっこと呼ぶようになってからは、あまり知られていない作品や新しい作品を選んだものを、「この曲知ってる!」「弾けたらいいな!」と音楽の興味を広げて欲しくて、再選曲することも増えていきました。
「次はこれ弾きたい!弾こうかな!」
「次はこんな曲、どう?」
「次の弾きっこはいつ?」
「弾きっこでこの曲が弾けるように、今このことを頑張っておこうね!」
なんて話を1年中している感じです。
生徒さんの日頃の練習状況に合わせて弾きっこのテーマを考え、誰もが楽しみにパフォーマンスできる候補曲をファイルの中をめくっては提案して選んでもらいます。
そして、今回の弾きっこでもう1つ!
私から生徒さんへの想いを叶えてくださったゲストが素敵すぎました。。。つづく