2023.07.24
夏空に、蝉の声、夏休みです!
今年の夏休みは、やっとマスクも外れて楽しみがいっぱいありそうです。
私が小学生の頃の夏休みと言ったら、、、
町内の「くじら山」でのラジオ体操からスタート、最後の日にはスイカ割りをやって自由帳をもらって帰りました。出席カードと引き換えに「じゆうちょう」と書かれた無地のノート、これで夏休みが終わってしまうんだとちょっと寂しく思いながら大事に持って帰ったものです。
ラジオ体操から帰ると、朝ごはんを食べて、1時間ピアノの練習をしました。午前中の涼しいうちに学校の宿題をする約束になっていましたから、ドリルをやって絵日記を書いて、だんだん額に汗がじわーっと広がって、麦わら帽子をかぶって学校のプールへと向かうのでした。お小遣いで小さなコロッケ屋さんで、冷えたお腹に熱々のコロッケを1つ、お友達と食べながら帰ってくるのがちょっと贅沢な楽しみでした。たくさん泳いだ後のお昼寝は心地よく、おやつに冷えたスイカやトマトを食べてすっきりすると、ピアノの練習を2時間しました。首に濡れたタオルを巻きながら。
そんな40日間の夏休み、父も母も姉妹も、当たり前のように毎日毎日同じことの繰り返しです。特別なことは何もなく、でもそれが昭和の暑い夏休みの過ごし方。夏休み最後の日には、母が華やかな五目ちらし寿司を作ってくれて、また二学期も頑張ろうね!とお皿によそってくれるのでした。9月1日にはクラスみんなの真っ黒なお顔に会えるのがとても楽しみでした。
みなさんは、どんな夏休みになるでしょう?
レッスンでお話ししてくれることを楽しみにしています。