2022.04.25
久しぶりに高学年と中学生に向けてのグループレッスンをしました。
なんでスケールをマスターしないといけないの~??という声が聞こえるので、「なぁるほど!」と思って取り組んでもらうにはどうしたらよいかと考えて、、、
家中の楽典の本を積み上げ、片っ端から読む読む読む。
題して「調性ってなんだろう?」
まず音色をイメージする言葉を出し合ってスタート。
で、、、だからスケールを弾こう!とはなりませぬ。
ドレミファソラシドの音階ができあがるまでの、
はるか100万年前まで遡っての人類の音の歴史を辿ってバッハ先生に至るまで、
そしてベートヴェンやショパンの音楽に行き着くまでのお話をしました。
さすが現役?中学生の要所要所でのフォローも助かりました。
途中で実際に音楽も聴きながら、リコーダーもふいてみたり、みんなちょっとはガッテン!してくれたかな?学校の音楽の授業でも習わないし、弾くだけのピアノレッスンをしていてもなかなか聞けないお話だったかもしれません。
調性について、もちろん1回のグループレッスンでやり切れるわけはなく、続きを楽しみにしてくれたとしたら嬉しいです。そして音楽の世界を広げる一つのきっかけとなれば、もっと嬉しいです。遅々として進まなかった音楽ドリルを、帰ったら読み直してみます!と言ってくれた中1ちゃん、きっとスカアがマスターできますね!