2021.03.02
1回目のリハーサルで、みんなで弾きっこした後に、
今後の練習ポイントをお話ししました。
レッスンで毎度毎度言っていることなので、
「うんうん」 とうなずいて聞いてくれるお顔がなんとも素直でかわいいこと。
♪指使いを考える
お家では弾けるのに、あれ?あれれ?となった原因は、
指使いを考えずに練習していたからと思うところがたくさんありました。
新しい曲を練習しを始めたばかりの時は、自分のお指の都合でなんとなく弾いてしまいがち。音楽の素敵な場面を美しく弾くには、何の指を使うかを考えて、たとえその指技が難しくてもできるように練習する!そうやって指技を磨いていくことで、ピアノを弾く身体の使い方ができるようになり、ピアノはどんどん上手になります。私も読譜と言ったら、きれいに弾けることをイメージして、まず指使いを決める作業にとても時間を費やしています。
♪拍を意識する
楽しいメロディー、素敵なメロディーにばかり気を取られていると、速くなったり遅くなったり音楽全体がよろよろ酔っぱらっているように聞こえます。
お休みも仲間に入れてあげてね。どの拍にどんな音が並んでいるのか、左手だけをよく楽譜をみて練習してみましょう。
左手の練習は音楽のお家の土台作りです。土台がぐらぐらしていたら立派なお家が建ちませんね。素敵なお家ができたら、自分のお気に入りの飾りをしていければ楽しみですよね。
まずこの2つを意識して、片手ずつ毎日!自分のお年の数だけ練習しましょう!
先生はいったい何回練習しているでしょうか?
みんなよりたくさん練習しないとなかなか身につかないお年になってしまいました。