2020.06.19
オンラインレッスンで中断していた、スケールカデンツアルペジオの練習を再開しました!
「ス・カ・ア」制覇に向けて生徒さんと私の間で根比べが延々と続いています。
今週は「こどものスケールアルペジオ」という楽譜を出されている根津栄子先生のオンラインセミナーに参加しました。
オンラインでセミナーが受けられるというのはとても有難いですね。時間も有効に使えます。
根津先生のピアノ上達にこめる思いとわかりやすいお話にとても共感しながら、楽譜を使わずとも導入からスカアをし、レッスンの中で時間を割くことはテクニックと読譜力を身につけるために必要なことと、気を引き締めました。
どんなに楽しいレッスンを!と求められようとも、
ドレミ九九から始まって、和音の転回形、1オクターブ、2オクターブのスケールを小学生の間にマスターしよう!という目標を持っています。スケールマスター表をを使ったり、スケールテストをいつかしようかなと考えたり。
しかも、一つこだわりが!
ただ弾ければよいのではなく、ゆっくりでいいので美しく並べるレガートタッチと丁寧なノンレガートタッチと指先のスタッカートタッチを身につけるため、自分の音と身体の使い方に耳をすますことに注意を向けます。
そこにまた根津先生の輝かしい軽やかな音が並ぶスケールをお聴きして「動く指」を作る!という目標も加わりました。
「スカア」政略のキーワードは「スカアで脳トレ」根津先生が惜しみなく教えて下さったアドヴァイスを早速レッスンに取り入れ、新鮮な気持ちで楽しく「スカア」に取り組んでいきます。
どんな曲もこのス・カ・アの組み合わせでできていると言ってよいでしょう。
先にス・カ・アを練習しておくと、ソナチネもバッハの曲もスイッチが入ったかのように理解でき、指が音に納まります。あこがれのソナタも夢ではありません。ポップス系の曲もコードを使って弾けるようになります。
自分の音を聴ける奏でる楽しさの意味がわかるのは、これを地道に練習した中高生たちです。いまだにより美しい音を作れるようスカアは必須です。彼女たちがピアノを続けてくれることを励みに、小学生チームと頑張りたいと思います。
私もレッスン前には必ず弾いていますよ!
怠け心と闘いながら…
「今日スカア弾いた?」と言ってくれるピアノ友達のおかげなのです。
なぜならいつまでも少しでも思うようにピアノを弾いていられる指でいたいですから。