2019.04.22
1週間前の八王子はまだ桜が満開でした。
その日はピアニスト・作曲家でもある白石准先生が主催する寺子屋音楽会。お寺の枝垂れ桜が音楽に合わせてはらはらと空を舞っていました。
音楽を愛する人たちの読経ではなく度胸試し大会と謳っていて、参加させていただくようになって10年になります。
アンサンブルピアニストでいらっしゃる白石先生にはお仲間がいっぱい。
世代も職業も超えてプロもアマチュアも音楽を探求し続ける仲間の集いです。
今回はピアノの他にフルート、クラリネット、トランペット、鍵盤ハーモニカと音取り取りでいっそう楽しめました。
私はバッハのイギリス組曲3番を演奏しました。
いつも小さい生徒さんたちには
「バッハが聴ける!おもしろい!」」と思ってもらえるよう秘かにレッスンを企んでいますから、まずは自分が面白いと思って弾かないと!の意気込みでした。
お寺の方丈様も同席してくださり、いつも温かいお言葉をくださいます。
「努力」と「精進」は違います。これからも一生懸命精進してください!
努力は目的に向かってがんばること。目的には結果や評価も付き物、挫折や限界もあるでしょう。精進はずっとずっと続く道、悩みながら、楽しみながら…
作品との出会い、師匠はもちろんお互いの音楽人生を敬う仲間たち、応援してくれる友人や家族、ご縁が音楽でつながって共有できる時間を持てたことを幸せに思います。
音楽から広がる感性や知識のすそ野を、生徒さんたちへ繋いでいけたら…
そう!ピアノ道はまだまだ続く。。。