2017.12.30
もういくつどころか、あと1つでお正月。
生徒さんお一人お一人の成長を振り返りながらピアノを丁寧に磨いておきました。
こんにちは! おしみピアノ教室です。
波打った小さなガラスにスッと色が入り込んで美しいおはじきがお菓子の缶にいっぱい。
手の中に掬ってゆっくり温まる感触が心を穏やかにしてくれます。
パッと床に散りばめた配置を絵のように眺めては集めて繰り返す。
寒い冬の日、炬燵の上に乗ったミカンや葉書をどけておはじきを広げましたっけ。
海外に行く時にはとても喜ばれるお土産にもなりました。
今年最後のグループレッスンでおはじきは知っていても遊び方を知らなかった小学生たちでした。でもピアノレッスンですからそこにルールが加わります。
机に手首をつけること、手のお山を高くして動かすのは指1本のみ。
ピアノを「弾く」と書いて「はじく」とも読みます。
ピアノを「はじく」ってどんな感じでしょう?
どうすると思ったところにおはじきが行きますか?
やりにくい指はありますか?
おはじきを中てるのに力は必要でしたか?
1の指はどのように使いましたか?
おはじきで遊んでみんなのピアノの弾き方の癖が見えてきましたよ。
指先を意識するだけでなく予測する思考力と集中力も必要とする遊び、でも攻撃はしない…やさしくて可愛いおはじき。
初めて出会った遊びが珍しそうで目を輝かせて夢中になってくれました。
日本のお正月には子供の遊びがいろいろありますね。我が家のちびちゃんたちには「すごろく」と「ふくわらい」を用意しました。楽しんでくれるかな?