2017.08.08
お元気にお過ごしでいらっしゃいますか?
今日はご無沙汰している方々に夏のお葉書を書きました。
こんにちは! おしみピアノ教室です
この曲「やぎさんゆうびん」を作ったのは誰でしょう?
歌詞も曲もみなさんご存知 「ぞうさん」を作った方です。
横浜童謡協会に所属されているテナーの石井隆友先生が主催する童謡唱歌の会に3年ほど通っていたことがあります。隔週金曜日が楽しみでした。
童謡唱歌が作曲されたエピソードや背景、日本語とメロディの持つ美しさ、それを表現する発声法や声色や息使いなど、横浜本牧生まれの本牧育ちの、でも江戸弁を使ってお話される石井先生のご指導は「なぁるほど!」 と思うことの連続でした。
日本の歌にはなんと素敵な情緒が溢れていることでしょう。故郷や暮らしや歴史に思いを馳せることができます。
情景を思い描いて歌うことでこんなにも音楽の表情が豊かになるということを思い知りました。
ピアノ曲には歌詞がありません。
「ピアノで歌って奏でましょう!」ということがどういうことなのか.…このことを一番身近に学べる珠玉の音楽作品を日本人作曲家や詩人が残してくれました。すばらしい財産です。
それに倣ってチェルニーだってソナチネだって歌詞をつけて弾いてみるとスラスラ弾けるようになりますよ。でも字余りにならないように考えて!
レッスンではみんなで連弾したり歌っていると、ママも妹ちゃんもおばあちゃまも思わずピアノの周りに寄ってきて口ずさんでしまうんですよね。
だんだん気持ちがこもって…もう1回もう1回と弾いてしまうという。
西洋音楽をやりながら日本人でよかった~と思うひとときです。
これからこの曲を歌いながらポストにお葉書を出してきます。ちゃんと届くかな?
答えはレッスンでね!